やさしい森のポロについて
医療も、療育も、健康も包括した本当の支援へ
代表者あいさつ
医療法人 阿部耳鼻咽喉科医院 院長
阿部 隆
耳鼻咽喉科は聞く・話すというコミュニケーション機能に最も深く関わる診療科です。生来の難聴などによって言語発達に支障をきたすコミュニケーション障害児・者には、療育・教育など多方面の専門家と保護者・行政が連携してサポートしてゆく必要がありますが、様々な理由により積極的に関わっている医療者は極めて少ないことが課題になっています。
阿部耳鼻咽頭科医院では、約20年にわたって言語発達外来(聞こえとことばの教室)を行って来ました。そうした活動を進めていく中で、彼らには音楽・美術などを介して自己を表現する能力を体得させたり、農業・林業などを介して生きてゆく基本的な力を養うと共に、自ら作ったものを味わう喜びを体験させることも大切だと感じてきました。
そこで、私の生家の裏山と自然を丸ごと使って、コミュニケーション障害児・者への療育・教育をより広く・深く・楽しく行いたいと考え、言語発達障害・コミュニケーション障害(背景は難聴や発達障害など様々)を有する子供達の療育・教育支援を行う施設「やさしい森のポロ」を開設するに至りました。
一人ひとり異なるバックグラウンドを有する彼らを専門的な立場からきちんと評価し、保護者や関係機関と一緒にサポートして、彼らがより幸せな社会生活を営んでゆけるようにすることが我々の目標です。
運営理念
当施設はコミュニケーション障害に精通した医療機関である「阿部耳鼻咽頭科医院」が手掛ける児童発達支援と放課後等デイサービスの多機能型事業所になります。
阿部耳鼻咽頭科医院の「聞こえとことばの教室」と連携し、ことばの発達に欠かせない知能心理(精神)発達・行動発達・社会性の発達を、その子の成長に従って的確に評価し導いてゆく“療育”を受けられる環境をつくるという理念を掲げています。
そのため、お子さま一人ひとりの「探究心」や「好奇心」を私たちスタッフとご家族とでしっかり把握し一緒に育むことで、与えられた可能性を最大限に伸ばし、個の力をつけていく事を目指します。
私たちは、オリブ園や秋田県立医療療育センターなどの専門施設や、地域の療育教育施設、ご家族と連携しながらその子の成長をサポートしてゆけるパートナーとして活動します。
お子さまの課題や悩み事を
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話しかけても反応がにぶい。
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同年代の子どもに比べて言葉が遅い。
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